岩盤浴って、いつからあるの——ふと、そんな疑問がわいたことはありませんか。じんわり汗をかいて、体の芯からほどけていくあの心地よさ。今でこそ身近になった岩盤浴ですが、その源をたどると、人が「石をあたためて体をいたわる」という知恵にたどりつきます。今回は、温石(おんじゃく)から湯治、そして現代の岩盤浴へと続く「あたためて、整える」文化を、読み物として気軽にたどってみましょう。※歴史については諸説あり、ここでは一般的に言われている流れをご紹介します。
── あたためる、という古くて新しい知恵 ──

「あたためる」という知恵は、いつから?
人が体をあたためて心地よさを得てきた歴史は、とても長いと言われています。火を囲み、湯につかり、日なたで背を伸ばす——特別な道具がなくても、あたたかさが人の緊張をゆるめることを、昔の人は経験的に知っていたのでしょう。岩盤浴もまた、そうした「あたためる」という営みの延長線上にあります。決して新しく生まれたものではなく、古くからの知恵が形を変えて、今の私たちのもとに届いている。そう考えると、岩盤浴という時間が少し愛おしく思えてきませんか。
温石(おんじゃく)——石をあたためて持ち歩いた時代
「温石」という言葉をご存じでしょうか。焼いた石や湯であたためた石を布で包み、ふところに入れて体をあたためた、いわば昔ながらの携帯カイロのようなものだと言われています。冬の寒さをしのぐために、あるいは体を休めるために、石のあたたかさを頼りにした——そんな暮らしの工夫が各地にあったと伝えられています。
- 石は一度あたたまると、ゆっくり長く熱を保つ
- 直火ではなく、じんわりとやわらかい熱が伝わる
- 身近な自然の素材を、暮らしに取り入れていた
石ならではの「ゆっくりあたたまり、ゆっくり冷める」性質を、人はずっと昔から生活に活かしてきたのですね。
湯治の文化——つかって、休んで、また明日へ
あたためる文化といえば、湯治(とうじ)も欠かせません。温泉地に一定期間滞在し、湯につかりながら日々の疲れを休める習わしは、長く親しまれてきたと言われています。湯治で大切にされたのは、一度きりの刺激ではなく「通う」「続ける」というリズム。慌ただしい日常から少し離れ、自分の体と静かに向き合う時間そのものが、暮らしの節目になっていたのかもしれません。この「続けることを楽しむ」感覚は、現代の岩盤浴の通い方にも通じるものがあります。


岩盤浴のはじまり——石の上で、汗をかくという発想
あたためた石を「持つ」「湯につかる」から、やがて「あたたまった石の上に横たわる」へ。岩盤浴は、こうした流れのなかで広まっていったと言われています。石の上に身をあずけ、じんわりと汗をかく——激しく動くわけでも、熱い湯に一気につかるわけでもなく、ただ横になって時間を過ごす。この「がんばらないあたたまり方」こそ、岩盤浴の魅力ではないでしょうか。汗をかいたあとの爽快感、体があたたまってほどけていく感覚。それらは、古くからの「あたためる知恵」が現代的に整えられたかたちだと言えそうです。
なお、岩盤浴は医学的な効果をうたうものではありません。得られるのは、汗をかく心地よさ、あたたまる体感、そして自分をいたわるリラックスの時間です。※感じ方には個人差があります。
高千穂の天照石という物語
石にもさまざまな種類があります。D-abyssが使うのは、宮崎県・高千穂で採れる天照石(てんしょうせき)。神話のふるさととして知られる高千穂の地の石で、遠赤外線を放つと言われています。神々の物語が息づく土地から届いた石の上で横になる——そう思うと、ただの岩盤浴が、少し特別な時間に感じられるから不思議です。石の来歴や特徴について、もう少し知りたい方は天照石とはのページものぞいてみてください。岩盤浴そのものの過ごし方は岩盤浴についてでもご案内しています。
現代の岩盤浴——「整える時間」としての過ごし方
温石も湯治も、共通していたのは「体をいたわり、続ける」という姿勢でした。現代の岩盤浴も、その延長にあります。スマホから離れ、汗をかき、ただぼんやりと横たわる。予定に追われる毎日のなかで、そんな余白の時間はなかなか持てないものです。あたためて、整える——古くからの文化を、今の自分のペースで取り入れる。岩盤浴は、そんな「自分を休ませる習慣」として楽しめる場所だと言えるでしょう。
D-abyssで味わう、あたためて整えるひととき
銀座駅A12出口から徒歩2分。女性専用・完全予約制のD-abyssは、高千穂産の天照石を敷いた岩盤浴サロンです。作務衣もタオルも、水素水の飲み放題もReFaのドライヤーも、シャワーやアメニティもすべて無料。手ぶらで立ち寄って、あたたまって、シャワーを浴びて帰る——そんな身軽な過ごし方ができます。完全個室(2名まで)と大部屋があり、静かにこもるのもよし、気の合う人と語らうのもよし。百会にBeOneローションをのせるお水入れ「深巡」や、岩盤浴ヨガといった過ごし方もご用意しています。初回は大部屋90分が¥4,400(税込)。詳しくは料金・プランをご覧ください。なお、妊娠中の方や持病をお持ちの方は、事前にかかりつけの医師にご相談のうえご利用ください。
石をあたためて体をいたわった昔の人のように、あなたも「あたためて、整える」時間を、銀座で味わってみませんか。
ご予約は公式LINEにて / 当日2時間前まで受付可能

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